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私たちの心より

神が今世界中の人々に解き放っていることを一言で表現するなら、それは「切望」ではないでしょうか。ある人は飢え渇きと表現するかもしれませんが、私たちはもはやキリストの満ち満ちたさまに対して飢え乾く領域を超えて、キリストと同じかたちに姿を変えられること、キリストが父と一つであるのと同じように私たちも一つとされることを切に渇望しています。私たちは「切望する賜物」を与えられました。私たちは、評判や既存のシステムや正当なように見せかけるものや文化的に妥当だとされる事柄を振り捨てるように導かれ、それらの代わりにこの切望する賜物を受けるのです。

私たちは、2テモテ3:5に記されているような状態であったでしょう。

「敬虔のかたちをしていても、その実を否定する者になるからです。…」

私たちが求めているのは形として一つであることではなく、真の意味で一つであることです。形としての愛ではなくアガペの愛です。家が分断されているのに形だけの家族でありたくないです。神の民のようでありながらイエスのように変えられていないままでありたくないです。私たちは、神の力が注がれてイエスのようなものと変えられることを切に望んでいます。

主が私たちにはできないことを成してくれます。ゼカリヤ書3章の大祭司ヨシュアにそうしたように、主は私たちの汚れた服を脱がせて礼服を着せてくれます。今でも新しい皮袋は形成中で、私たちは新しいぶどう酒としてそこへ注がれるのです。この切望は私たちを新しい生き方へと導いて私たちに新しい心を受けさせます。時には神と人との前に裸で立たされているかのように感じることもありますが、主の霊は私たちが変えられて新しく着せられるために安心できる場所を設けてくれます。

この時期、お互いのために祈りましょう。心にお互いのことを携えて恵みの御座に出て、憐れみと切望を受けましょう。様々な国で変化が起こっているのを目にしています。韓国、ドバイ、サウジアラビア、エジプト、イスラエルなどです。これらの種は全ての国々で実を結んでいきます。灰の代わりに美しさを受けます。それが私たちの砕かれた心が解き放つ「砕かれたハレルヤ」の証となり、世界中に響き渡ります。


私たちの家族


今月のグローバルファミリー

キャシー・ペルトン筆

ジェフリーさんとキャシーさんはカリフォルニアで生まれ育ちました。ジェフリーさんはイエスを知らなかったものの愛に満ち溢れた家庭で両親と二人の兄弟と共に素晴らしい幼年時代を過ごしました。キャシーさんはイタリア系カトリックの家庭で二人の兄弟と共に育ちましたが、何年も肉体的精神的な虐待を体験しました。二人の幼年時代の体験は全く異なるものでしたが、神は誠実に二人を追い求め、二人はそれぞれに10代後半に家族の中で最初の「生まれ変わったクリスチャン」となり、その後彼らの両親と兄弟たちもキリストに出会いました。キャシーさんの長年の虐待による痛みの克服の証は、同じく幼少時代に虐待を体験した多くの人々に希望を与えるものとなりました。

二人は教会で出会い、1983年9月に結婚しました。キャシーさんが19歳、ジェフリーさんが24歳の時でした。夫妻は神が彼らをフルタイムのミニストリーに召していると信じ、別の州にあった神学校へ行きました。卒業後、カリフォルニアに戻った夫妻は教会開拓に携わり、16年間奉仕しました。その間、夫妻には二人の娘と二人の息子が与えられました。

2002年、著名な預言的ミニスターであるパトリシア・キングがカリフォルニアを訪れたとき、ブリティッシュコロンビアで開設されたばかりだった祈りの家のディレクターとして働かないかと彼らに尋ねました。それが主から出たことであるとはっきりとわかったので、家族全員でカナダへ引っ越しました。カナダに移動して間も無い頃、キャシーさんはデイヴィッド・デミアンに誘われてWatchmen for the Nationsのカナダのファミリーリトリートに参加しました。このリトリート中に、主はキャシーさんにカナダのファミリーと共に歩むように語りました。 キャシーさんとジェフリーさんはその招きに応答して、その後何年もカナダのファミリーと一緒に旅するようになりました。2006年に彼らはカリフォルニアに戻りましたが、続けてカナダのファミリーの一員として旅路を共にし、その結果今でもこの素晴らしいグローバルファミリーの一員として歩んでいます。そればかりではなく、夫妻は何人もの赤ちゃんや10代の男の子たちを里子として家庭に迎えてきました。

夫妻は北米や海外の様々な地域へスピーカーとしてもチームとしても行ってグローバルファミリーと共に歩んだり、政治に関わっているクリスチャンたちに仕えてきました。夫妻はそれぞれに何冊もの本の著者として知られており、オレゴン州のポートランド市で牧会をしています。キャシーさんは国内外の預言的団体で務めてきました。現在、7冊目の本を書いています。ジェフリーさんは教師であり、牧師であり、出版会社を経営しており、私たちのうちのチャイニーズファミリーのために本を出版しました。彼らがすること全ての中心の思いは、「家族」です。彼らには三人の孫が与えられており、息子娘たちも彼らと一緒にミニストリーをしています。ギャザリングにも何度も一緒に参加しています。


下げ降り糸


  1.   「肉となり来た」アシェル・イントレータ著

  2. 「10億人の収穫」マイク・ビックルとのインタビュー

  3. デイヴィッド・デミアン&マイケル・ピアスによる対話



6月の初めに韓国の愛するファミリーたちが癒しと親密さを求めて集まり、家族として心を合わせました。イライジャ・リーさんからの報告です。

「私たち韓国のファミリーは、この四日間の間に神が成してくれたことを心から感謝しています。みなさんの祈りとサポートをありがとうございます。

私たち誰もがこのような大きく深い時を与えられるとは期待していませんでした。コロナ感染による分離があった二年間の後に再び集まることは、気が進まなかったと多くの人が言いました。お互いの間に長年の痛みや落胆が多くあったからでした。初日の夜の集会では何も変わっておらず、同じパターンの繰り返しのように思えたので、その後にすぐ帰ろうと思っていた人もあったようです。私たちの意見によって何かを変えることはできませんでした。 

でも二日目に集まると、神の憐れみに満ちる臨在の中で土の器が砕かれ始めました。父と母たちが心を割って話し始め、彼らの持っている痛みや恐れ、弱さについてシェアし始めました。その謙遜さと正直さはファミリー全体を揺り動かしました。すると中間世代の者たちも心を分かち合い始めました。彼らの親世代に対する正直な思いを語る中でも、尊敬と感謝の思いが表されていました。父と母たちと一緒に立って行きたいと語りました。彼らの心の叫びは聞き届けられました。その日はずっとこのような分かち合いの時間が続きました。大きな痛みが感じられました。韓国のファミリー全体が手術台に置かれて心を切り開かれて治療を受けているようでした。でも神は私たちと共にいて、私たちの心の叫びを聞き届け、その過程を導いてくれました。私たちは、絶望の中に希望を見出しました。私たちの器の割れ目から光が注ぎ込んできました。

 三日目、若い世代の者たちが自分たちの親やギャザリングファミリーの親世代との葛藤を分かち合いました。人々の間に緊張感や争いや分裂があるのを見て、彼らが心を痛めていたことを語りました。弱さに対面して私たちの関係における現実を直視することは辛いプロセスでした。

最終日、私たちは再びお互いに対してコミットすることを選びました。「諦めることはオプションではない。子羊の血によって兄弟たちの告発者に立ち向かって戦います」と宣言しました。たくさんの涙と罪の告白と赦しの宣言の時となりました。宗教と伝統で凝り固まっていた既存のシステムを振り落とす時となりました。このプロセスはまだ終わってはいませが、私たちはこれから毎月実際に集まって顔を合わせて、心を分かち合ってお互いの現状や困難を共有する機会を持っていきます。神は韓国のファミリーが成熟することを望んでいます。そうして、北朝鮮のファミリーと一緒となる時に備え、グローバルファミリーに仕えるようことができるためです。私たちがファミリーとして成熟できるように、お互いの関係を深め本当に一つとなって歩んでいくことができるように、みなさんもぜひお祈りください。

ファミリーのみなさん、愛を持って共に立ってくださり、祈りで覆ってくださっていることを感謝します。私たちが助けやサポート必要とする時にいつでもみなさんがいてくださるからこそ、ここまで歩んでくることができました。愛と思いやりと知恵を表して見せてくださってありがとうございます。みなさんを心から愛しています。全ての栄光と誉れがいつも誠実で憐れみ深い神にありますように。


画像


私たちの預言的アーティストたちから

アーティストたちが祈りと礼拝の最中に描きます。ここでは、主へのとりなしの捧げ物として彼らが描いた最近の作品のいくつかを紹介します。

By Francesca Lok, シンガポール

グローバルファミリーが一つとなることについてシェアしたとき、信頼と尊敬が世代間の繋がりを強くしたと聞きました。一人の父は、種が国々の家族という土壌に撒かれた話をしてくれました。主は今、新しいものを受け取りたいと願っている者に新しい種を与えてくれています。礼拝の最中にこのスケッチに表現したビジョンがはっきりと見えました。マタイ13:23「ところが、良い地に蒔かれるとは、みことばを聞いてそれを悟る人のことで、その人はほんとうに実を結び、あるものは百倍、あるものは六十倍、あるものは三十倍の実を結びます。」

By SM, 中国

暗い嵐の只中にあるとき、私たちは主の安心のうちにとどまることが必要です。(ヨハネ14章、15章)暗い嵐の中に幕屋があって、たくさんの人々が礼拝している夢を見ました。時代が荒れ狂うときほど、光が礼拝のうちから輝き出ます。神の支配が私たちの只中に確立されます。今こそ若い世代があらゆる形で一致として集まり一つとなる時です。神の一心の愛こそが神の力の栄光の鍵となります。一致の中で神を愛することこそ神の統治と力を私たちに解き放つ鍵となります。


香油


Steffany Gretzinger作の曲、「Letting Go」は私たちの多くがこの時期に感じていることの心の叫びを表しています。英語の歌詞付きの動画をこのリンクからご覧ください。https://youtu.be/D_7XIKVgRGY


繋がるために


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